2日目4Rで橋本優己マークだった伊代野貴照。橋本は6番手から捲り気味に追い込んで2着に8分の1車輪差の白星。伊代野は中コースを突くも4着だった。しかし、2着と3着も8分の1車輪差、伊代野は3着と2分の1車輪差と僅差だった。

「いやー、ちょっと迷ったんですよね。もう少し早めに(内へ)入っていくか。でも橋本君が頑張っていたし、我慢した。1着しか特選に勝ち上がれないし、もうちょっとシビアに行っても良かったかな。うーん、こういうところなんですよね。まぁ久しぶりのレースだったのもあるかな」

　9月は斡旋停止。一次予選で敗れてしまい、2日目も車券には絡めなかった。

「膝の靱帯を痛めた時期があったけど、だいぶ良くなっている。早くレースを走りたかったですね」

　今年は在籍していた阪神タイガースが18年ぶりにリーグ優勝した。

「同期入団の江草(仁貴)がコーチをしたりしているけど、そんなに気にしていて見てはいないかな」と言いつつも

「"アレ"したかったですね。今回はもうダメだけど。今年中になんとか出来るように頑張ります」

　しっかりと見ているではないか。猛虎魂で3日目以降こそは車券絡みの奮闘を見せる。(netkeirin特派員)