閉じる

【火の国杯争奪戦】復帰戦を振り返る松浦悠士

2023/10/06(金) 20:00 0 44

久留米競輪場の「火の国杯争奪戦in久留米(GIII)」は6日、初日を開催。2日目はS級二次予選(9R)に挑む松浦悠士に話を聞いた。
▶出走表はこちら

「今までより脚が落ちているなと感じました」と話した松浦悠士

 鎖骨と肩甲骨の骨折で久々の実戦となった初戦。GI級のメンバーを相手に松浦は単騎戦でレースに挑んだ。

 赤板過ぎ1センターで和田圭が落車すると鐘過ぎ4コーナーでも守澤太志の斜行により、嘉永泰斗山田英明が落車。この事故で松浦は外に大きく膨れてしまった。

「転びたくない気持ちが強くて(最終ホーム手前)の所は大きく避けすぎてしまった」

 3名の離脱でレースを走っているのは6人。最終的には裸逃げの新山響平が押し切って不発の和田真久留から郡司浩平が伸びて2着。単騎だった松浦は何とか3着に食い込んだ。

「前検日の感じが来る前よりも良かったので、不安と楽しみがあったけど、思いのほか良くなかった。避けて脚にきてから踏み込むっていう練習ではできない展開。今までより脚が落ちているなと感じました。余裕はあったけど、タテ脚ってなると『?』でした。タテ脚に関しては自信がないし、番手戦ならって感じですかね」

 幸いにも二次予選は番組が渡口勝成を用意し番手回りとなった。
「もう一台ある自転車に変えるか迷っている。前でやるのか後ろなのかで変わってくるので。その辺は明日の朝になってから決めます」

 松浦は自分の状態面を事細かく分かりやすく話してくれる選手。良い時は良い。悪いときは悪いとハッキリ言う人間。復帰戦でいきなり確定板に載れたのは良かったが、本人はちょっと物足りなそうだった。(アオケイ・石濱記者)

閉じる

新着競輪ニュース

ニュースランキング

ニュース&コラムを探す

検索する
投票