10月2日、松戸競輪場で行われたオールガールズクラシック(GI・初日)のティアラカップは、先行した山原さくら(30歳・高知=104期)が1着、3番手から追い込んだ柳原真緒(26歳・福井=114期)が2着、番手から粘り込んだ久米詩(24歳・静岡=116期)が3着に入った。3連単は③-①-④で39,880円という配当だった。

　レースは打鐘で奥井迪(41歳・東京=106期)が仕掛けるところ、前受けの山原が突っ張って先行していく展開。2番手にいた久米がそのまま続き、柳原は内に入って久米を追走。人気の児玉碧衣(28歳・福岡=108期)は6番手で後手を踏んでしまう。バックまで来ると久米が外を踏むが、逃げる山原が強烈な二枚腰で応戦。久米を振り切ると、最後はさらに外を踏んだ柳原も凌いで1着を取った。

　児玉は見せ場なく5着。なお、この特選競走に出走した7名は着順問わず2日目の準決勝に進出する。