アジア大会に参加していた佐藤水菜と太田りゆは、30日の20時に羽田空港に到着し"中0日"で今大会に参戦してきた。

　世界のサトミナこと佐藤は「力を付けてきている中国の選手を相手に逃げ切れたのは自信になる。今後につなげていきたい」アジア大会を振り返り、自身のコンディションについては「肉体的にも精神的にも疲れがたまっている。良い状態とは言えないけど、それでも走る以上はしっかり頑張りたい」と冷静に語った。

　スプリントで銅メダルとなった太田は「アジア大会はメダルの色こそ(銅で)残念って感じかもしれないけど、タイムは悪くなかったし、1日8本などハードなスケジュールの中で諦めず最後まで踏めたのは今後につながるはずです」と話し、体調に関しては「正直言って疲れはある。脚の痛みや筋肉の張りも残っていますし」と打ち明けた。

　太田は10R、佐藤は11Rにそれぞれ登場予定。世界をまたにかけて活躍する2人がワールドクラスの快脚で予選を突破してみせる。(netkeirin特派員)