2023/10/01(日) 17:15 0 6
10月2日から4日にかけて松戸競輪ナイターで行われる新設GI「オールガールズクラシック」。L級ガールズ予選に出場する吉川美穂に話を聞いた。(取材・netkeirin編集部)
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前場所の豊橋で完全優勝後、追加あっせんが入らず3週間ぶりのレースになった吉川美穂。伊豆で4泊5日の新人訓練後、地元の和歌山で練習を積み、疲労を抜いて松戸に入ってきた。間隔を詰めて良いタイプなだけに、レース間隔が空くのは気になるところだが、仕上がり自体は問題ないようだ。
3度目の出場となる特別競輪。6月のパールカップ(GI)は初日予選で6着と大きな着を叩き、勝ち上がりを逃した。
「気持ちの弱さが出たパールカップの反省を活かしたいですね」
初日9Rは、飯田風音や小林莉子に、ナショナルチームの梅川風子ら骨っぽいメンバーが揃った。中団から後方に位置取り、航続距離の長いまくりで1着を積み重ねてきた吉川だが、「1周333メートルの松戸なので他の選手も早めに動くはず。いつものように5、6番手にいると厳しいので、前に意識を置いてレースをしたい」と話す。
現在賞金ランキング6位。年末のガールズグランプリ出場も視野に入る。どんな気持ちで日々を送っているのだろうか。
「プレッシャーはありますよ(笑)。地元からの期待も感じますし、自分自身も出場したい気持ちが日に日に強くなってきています。ただ、9月から11月まで6本しかあっせんが入っていないんですよね…だから、松戸のGIで結果を出したい。まずは決勝に乗れるように頑張ります」
デビュー3年目の120期、養成所ではゴールデンキャップを2度獲得した逸材が、グランプリ出場に向け賞金積み上げを狙う。