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【PIST6】稲垣裕之「初めてのミッドは意外と楽しかった」

2023/09/29(金) 04:30 0 7

千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で29日から「PIST6 Championship」の「セカンドクォーター」ラウンド21が開幕する。初日デイの一次予選C(3R)に出走予定の稲垣裕之に話を聞いた。

「年齢を重ねていくにつれて質が高まってきたように思います」と話す稲垣裕之

 稲垣は前回の『セカンドクォーターラウンド13』では2着・2着・2着でPIST6初優出を決めた。決勝は6着という結果に「力の差を感じました」と振り返る場面もあった。

 そして、近況の調子を聞いた時に先日走った京王閣ミッド(FI)の話になった。

 初日特選は多くの人が驚いたであろう目標の東口善朋が先行。稲垣は番手から抜け出しての1着。準決勝は久々の前回りで中団から捲っての連勝ゴールという結果だった。

「ミッドは初めてだったけど、意外と楽しかったですね。無観客はコロナの時以来ですかね。夜中で静まりかえったなかでの競走に身が引き締まる感じもありました。昼間になかなか寝られなくて寝不足気味でしたが(苦笑)。一日中競輪を見て過ごしていました」

「東口君の先行は本当にまさかまさかで驚きました。ここ最近は番手回りが多いので、番手の仕事にシフトしていっていたけど、準決勝は本当に久々の前回り。久々ではあったけど、いつも自分で動こうという意識はあったので。うまくいったのかなと」と先日の初ミッドを笑顔を見せながら振り返った。

 練習面でもいい雰囲気なようで「ここ最近は自分の体調に見合ったトレーニングがやっと定着してきた。ウエイトトレーニングもやって筋肉もアップしてきているなと感じています。年齢を重ねていくにつれて質が高まってきたように思います」と近況について話してくれた。

 年齢と共に今まで通りにいかなくなったという話はよく聞くが、46歳を迎えた稲垣もそうだった。

 稲垣は以前から「PIST6では若い子と一緒に走るから違った刺激が入るんです」と言っていたが、今節は121期が2人の123期が3人出走予定。その他にも若手選手が多く参加しており、今節も今後に向けての刺激を入れていくのだろう。(アオケイ・宮本記者)

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