2023/09/22(金) 17:30 0 3
今年1月、16年ぶりにA級へ降級したが気持ちを切らすことなく、ここまで決勝を外したのはわずか4場所だけ。それほど集中力は高いが、8月の奈良と大宮では連続して準決で飛んでしまった。
「奈良の前に親知らずを4本まとめて抜いたんです。そうしたら開催中に歯は痛くなるわ、全身麻酔の影響か呼吸がきつくなるわで失敗でした。今はもう大丈夫。何ともありません」
その言葉通り、9月青森、豊橋では決勝へと勝ち進み今シリーズを迎えた。
初日、特選12Rは福田滉と矢島一弥に任され自力で動くものと思われたが、何と佐伯亮輔の番手を主張した。
「あまりない? そうですね、関東や福島の選手とかならあったけど。だって佐伯君がムチャクチャ強いし、1人にするのはもったいないでしょう。回れる時に回っておかなかったら、いつまでも自力でやることになる」と端的に理由を明かした。
だが、本郷雄三も西日本スジを強調材料に佐伯の番手を主張したことで後ろは競りとなった。構図的には西日本ラインにジカで攻め込む鈴木、となる。
「初手からジカで行くのは初めて。競られてもそれも勉強になるし、しっかり勝負します」と決意を込めたハコ勝負に挑む。(netkeirin特派員)