2023/09/17(日) 15:35 0 17
16日12Rで行われた二次予選Aで守澤太志は、眞杉匠-雨谷一樹の栃木コンビ3番手につけてチャンスをうかがった。しかしライン総崩れの結果となり「たぶんS班として地元のビッグレースを走るのは最後」と並々ならぬ思いで迎えた今大会は残念ながら二予敗退となった。
そもそもどういった経緯で栃木コンビに付けたのか。3日目のレース後に守澤が包み隠さず実情を明かした。
「北日本は(佐藤)慎太郎さんと2車で『どうするのか守澤が先に決めていいぞ』と言ってもらいました。あのメンバーを相手に自分が慎太郎さんの前でやったところで厳しいと思ったので、申し訳ないけど別々でやりましょうと伝えました。自分も慎太郎さんも眞杉君には世話になっているけど、雨谷君は同期だし"栃木の後ろにいかせてください"と慎太郎さんにお願いしました。確かに厳しい展開だったけど、勝ち上がれなかったのは自分の実力。あの位置を選んだことを後悔はしていないし、もっと強くならなきゃなって感じました」
集中力を切らさず3日目に臨んだ守澤は、眞杉の番手を生かして今大会初勝利。「もちろん(連勝で締める)そのつもりで走っています。最終日も良い走りをして北日本に良い流れを作りたい」
最後までS班として地元ビッグレースを盛り上げる。(netkeirin特派員)