アプリ限定 2023/09/17(日) 19:20 0 26
まずは過去3年のG2決勝での成績を比較してみよう。
決勝メンバー9名のうち、半数以上が過去3年でのG2決勝がない状況。新山響平と嘉永泰斗は出走はしているもののすべて着外で、連対しているのは深谷知広と清水裕友のみだ。
優勝経験があるのは清水だけで、G2決勝4回のうち2回が優勝。深谷は2回出走して3着が1回という成績だ。
過去3年のG2決勝成績
選手名 | 回数 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 |
---|---|---|---|---|
新山響平 | 2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
深谷知広 | 2 | 0.0% | 0.0% | 50.0% |
清水裕友 | 4 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
三谷竜生 | 0 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
嘉永泰斗 | 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
隅田洋介 | 0 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
渡邉雄太 | 0 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
佐々木豪 | 0 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
南修二 | 0 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
次に17日に発表されたコメントをもとに、各選手の位置別成績を表にまとめた。
今年の共同通信社杯は脇本雄太と松浦悠士が欠場でS班は7名の出場。一次予選で平原康多と郡司浩平が、二次予選で守澤太志と新田祐大が敗れ、古性優作も途中欠場に。準決勝で佐藤慎太郎が敗退し、決勝に進めたのは地元青森の新山響平のみとなった。
その新山も援軍なしで決勝は単騎で挑む。「徹底先行」スタイルで売っている新山が単騎でどう戦うかが見ものだが、これまでの単騎成績はどうだろうか?
過去3年で新山が単騎となったのは3回だけ。そのうち1回が1着で、2回は着外に沈んでいる。S班で徹底先行の新山が単騎になることは番組編成上考えづらく、やや参考にしづらいデータだ。
もうひとりの単騎・嘉永泰斗は準決勝でも驚愕の単騎捲りを見せた。今開催を除くと過去3年で8回単騎のレースがあり、5回が2着以内と好成績。“若手の登竜門”の異名をとる共同通信社杯において、期待が高まる1車に違いない。
過去3年の位置別成績
選手名 | 位置 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 |
---|---|---|---|---|
新山響平 | 単騎 | 33.3% | 33.3% | 33.3% |
深谷知広 | 番手 | 70.6% | 76.5% | 76.5% |
清水裕友 | 番手 | 46.5% | 67.4% | 74.4% |
三谷竜生 | 先頭 | 25.0% | 41.7% | 50.0% |
嘉永泰斗 | 単騎 | 25.0% | 62.5% | 62.5% |
隅田洋介 | 3番手 以降 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
渡邉雄太 | 先頭 | 25.4% | 39.4% | 49.2% |
佐々木豪 | 先頭 | 25.9% | 43.6% | 52.7% |
南修二 | 番手 | 24.7% | 44.7% | 62.0% |
さらに気になるのが深谷知広の番手成績。これが過去3年で17戦12勝と圧倒的で、同じく番手戦となる清水裕友の43戦20勝を勝率で大きく上回る。
深谷は前走の松戸記念で今年2度目のG3優勝を果たしており、流れも申し分ないだろう。
いかがだろうか? いよいよ18日、優勝者が決まる。競輪ファンの方はもちろんのこと、初心者の方もぜひ気になる選手から車券を買ってみてほしい。