両者は久留米をホームバンクとする先輩、後輩の間柄。練習で一緒になる事は無いと言うが、常日頃から顔を合わせており気心は知れている。

　ここが初連係となった。

「強い子(峯口司)が直前に追加で来たから、俺に海斗が回ってきましたね」と神開はめぐり合わせを喜んだ。

　あいさつに来た梶原には「チャレンジは練習のつもりで、S級でドンドン頑張ればいい。離れないように気を付けないと(笑)。(すぐ上のクラスへ行くので)二度と走る事は無いんだから、優しく連れて行ってくれよ！」と激しくメッセージ性の強い言葉を並べて激励した。

　番手に神開、そして3番手には大ベテランの佐々木浩三が付くだけに、梶原も「日にちも空いたし一本PIST6を走って状態はいい感じ。ここはラインで頑張りたい」と神妙な面持ちだった。(netkeirin特派員)