netkeirinをご覧の皆さま、こんにちは！ ミープロの香澄明希です。

　ただいま行われている、京都向日町競輪開設73周年記念平安賞(GIII)。出走表やバンクに描かれている向日町競輪場のマスコットキャラクター、ムコリンムッチーがとてもかわいくて気になっています。

　先日のオールスター競輪を観戦しに行った際に出会えた、西武園競輪場のさい⭐︎ボーグくんと大宮競輪場の昇龍くんにものすごくテンションが上がったのですが、ムコリンムッチーにも会いに行きたいなぁ♡

　向日町競輪場は直線が短く、いわゆるすり鉢状のバンクでまくりが効きにくいと言われているように、連日前々での早い展開の熱戦が繰り広げられています。平安賞はこれまでも高配当が出がちな大会でしたが、今節も例に漏れず2日とも高配当が頻出。そのあたりも踏まえて考察していきたいと思います。

■平安賞 準決勝・展望

【10R 15:24発走】

　二次予選での勝利者インタビューで「ここまで荒れていたから冷や冷やした」とプレッシャーに打ち勝ち一番人気で決着した太田竜馬選手。この準決勝でも3回目の平安賞制覇に向けた村上博幸選手、同じく地元バンクの川村晃司選手をつれたラインワンツースリーを決めるでしょうか。

　関東ラインの先頭、蕗澤鴻太郎選手と福岡ラインの先頭の林慶次郎選手は、二次予選からの再戦。二次予選で1着となったのは林選手でしたが、準決勝ではどのような戦法で挑むのか注目です。

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【11R 16:02発走】

　初日特選で2着、二次予選で1着と両日とも好成績をおさめながら、勝利者インタビューでは緊張感を感じるような表情だった山田久徳選手。今まで幾度も選手の皆さまの地元記念への想いに言及してきましたが、その想いが溢れているような様子に見ている私も気が引き締まりました。

　近畿ラインの先頭を走る小森貴大選手は連日中団をキープし、二次予選では地元の村上選手を確定板に載せています。準決勝でも地元記念への想いに共鳴したレースをするのでは。

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【12R 16:40発走】

　8月の瑞峰立山賞争奪戦では準優勝を決めた北井佑季選手。今節が向日町競輪場初出走ながらそろそろ記念競輪の優勝もあるのでは？ と競輪ファンの皆さまの期待も高まるところ。初日特選では先手をとられながらも3着、二次予選では驚くほど早い段階でペースアップし、見事ラインワンツースリーを決めました。この準決勝では番手に今節唯一S班から出場の佐藤慎太郎選手をつけ、再び北井選手らしい先行を見せてくれそう。

　九州ラインの先頭を走るのは、前節の久留米FIで S級初優勝を決めた金ヶ江勇気選手。勢いに乗っているところですが、中近ラインの先頭、山本伸一選手は自力も番手もこなすオールラウンダー。経験の違いを見せつけるレースとするのでしょうか。

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