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【平安賞予想】直線で形勢が変わって差しが台頭してきやすい傾向! 今シリーズの注目選手は?/競輪予想・ウマい車券

2023/08/31(木) 10:00 0 6

向日町競輪場で31日に初日を迎えた「平安賞(GIII)」。予想家・大河原修司がデータから今シリーズの展望と注目選手を紹介します。
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佐藤慎太郎(撮影:北山宏一)

 31日から向日町競輪場にて「平安賞(GIII)」が開催されます。優勝候補だった脇本雄太選手と松浦悠士選手が負傷欠場ということで混戦模様のシリーズとなりました。

 向日町のバンクは直線が47.3mと比較的短いので、自力型をアタマから狙うのがセオリーとされています。しかし、緩めのカントが影響してか、実際はゴール前強襲が決まるようなレースもしばしばみられます。『逃げと差し』いずれの好走が多いのかデータで確認していきましょう。

■他場と比べ番手が台頭

 2021年1月から2023年7月までに向日町競輪場で行われたレースに関して、ライン1番手→2番手という順番で入線した確率は37.7%ライン2番手→1番手という順番で入線した確率は約28.8%でした。
 一方、全競輪場で見ると、ライン1番手→2番手という順番で入線した確率は39.7%、ライン2番手→1番手という順番で入線した確率は約26.3%でした。

 逃げか差しかでは、前者の方が高確率であることは他場と同様ですが、向日町はその中でも比較的「差し」が優勢であることが分かります。直線で突っ込める脚がある選手には要注意です。

■直線で形勢が変わりやすい

向日町競輪場(photo by Shimajoe)

 2021年1月から2023年7月までに行われたレースに関して、1着の脚質が「差し」となったレースは全体だと約45.0%でした。
 一方、向日町に限ると48.0%あります。決まり手も「差し」が1着を取るケースが多いことが分かります。直線が比較的短いので逃げ残りが多いイメージを持ってしまいがちですが、意外と直線で形勢が変わって差しが台頭してきやすい傾向にあります。

■特注選手

佐藤慎太郎選手

出場唯一のS班の佐藤慎太郎(撮影:北山宏一)

 出場唯一のS班の選手です。前節の「オールスター競輪(GI)」では展開もあってか、直線で別線の選手に交わされるというシーンもありましたが、今節では差し切って1着を期待したいところです。


太田竜馬選手

復調を見せる太田竜馬(撮影:北山宏一)

 しばらく低迷が続いていましたが、オールスター競輪では2勝をあげ、復調しています。今節の中四国勢は層が薄い印象ですが、自力での勝ち上がりを期待します。


志田龍星選手

オールスター競輪で存在感を見せた志田龍星(撮影:北山宏一)

 オールスター競輪では勝ち上がりとはなりませんでしたが、後半2走はバックを取る競走で1・2着と存在感を見せました。グレードレースでも十分通用する力があるのは確かで、志田選手が率いるラインは狙い目になっていきそうです。


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