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【前橋競輪】今節のレース展望!

2023/08/26(土) 20:15 0 5

前橋競輪「報知新聞社杯(FI)」は28日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
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佐々木悠葵

 ダービー王の山口拳矢が、西武園オールスターの落車の影響で欠場。ファンを呼べる選手だし興行的に痛いが仕方ない。

 これで、俄然有利となったのが地元佐々木悠葵眞杉匠がタイトルホルダーになり、順番的には佐々木悠葵とも言える。それには、普段からの、ラインの貢献度がものをいう。関東の先頭で思い切って駆けていれば、自然とチャンスは巡ってくる。

 ヨコも強い選手だし、数年の内に眞杉匠の番手でGI覇者になる。つかみどころのない選手だが、逆に相手から見れば嫌な相手かも。

 恩田淳平は早々と欠場届を出したが、地元同士の三好恵一郎小林泰正と連係する。この2人は2班で予選スタートだし、初日特選は佐々木悠葵に、武藤龍生中田健太の埼玉勢が連係。武藤龍生前橋育英高校出身で、いつも地元戦のつもりで走っているし、地元のオールスターで優出したのも大きい。小林泰正は群馬の若きリーダーで、和歌山GIIIは無傷で決勝進出。決勝3着以内で小倉競輪祭のシードを取りたかったが、4着だったのは残念だ。

 大ベテランの内藤宣彦は、52歳になったが、7月開催の小田原FIで優勝。北日本の自力選手が手薄だが、ある程度の位置があれば突っ込んでくる。S級最年長優勝記録を、今後も更新するかも。

 近畿は神田紘輔が点数アップに成功。大阪同士だが、伊藤信と連係するかは微妙。伊藤信は単騎になるケースも多く、並ぶかは2人の関係性次第。

 南関は佐々木龍が渋太い走りで売り出し中だが、機動型が不在。流れで強気に切り込むケースも考えられる。

 A級戦は、埼玉の安彦統賀が、パワーアップ。今年は、7月の静岡開催までに3度のV。師匠は太田真一だし、将来的にS級で大活躍する。地元の桜井学や須藤直道がマーク策。

 静岡ワンツーも可能で仁藤秀田中孝彦の車券も売れそう。この関東と静岡勢の比較は五分と言っていい。2班の若手は加藤将武が、伸び盛り。準決は間違いなくクリアしそうで、加藤将武安彦統賀の埼玉二段駆けも考えられる。

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