2023/08/25(金) 15:35 0 13
松戸競輪場のナイター競輪「燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯(GIII)」は26日、初日を迎える。12レースのS級特選を走る平原康多に話を聞いた。
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まずは、西武園オールスターの決勝を振り返ってもらった。
「吉田拓矢君の失格もあり、正直、後味も悪かった。だけど、眞杉匠君の貢献度や、彼の普段の走りを考えると、関東にとって凄く大きいこと。今の競輪は地区のライン戦だし、関東も息を吹き返した。若手も刺激を受けたと思うし、ヨシタクの覚悟も見ることもできた。賛否両論ある競輪だけど、自分の着は別として、良い競輪だったと思うよ」
これは何度も書いてきたが、吉田拓矢は関東のニューリーダーになれる器の持ち主。だから、平原康多もあえて厳しく接してきた。
「高松宮記念杯で、じっくりヨシタクと話したけど、彼が俺の話を理解してくれた。変わってくれたと言うより、元々の拓矢に戻っただけ。S班になり、走りに葛藤もあったんじゃないかな。コロナ禍で、ご飯やお酒を飲みに行けず、コミュニケーションを取れない時期が続いたけど、これからは、みんなで話せる機会を増やしたいね」
自身の近況については「今は自分のことで、いっぱいいっぱい。だから家族サービスもできず、子供たちをどこにも連れて行っていない。ゲームを買い与えて、勘弁してもらっている(笑)」(町田洋一)