2023/08/24(木) 22:15 0 25
松戸競輪場のナイター競輪「燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯(GIII)」は26日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
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当初はS班に古性優作、新田祐大、守澤太志の名前があったが、西武園オールスターの落車の影響により欠場。したがって、今節のS班は郡司浩平と平原康多の2名が参戦。南関地区の大会だし、深谷知広を使う郡司浩平が中心だ。オールスターの二次予選で落車再乗も、勝ち上がりに失敗。3走目、4走目と5着、8着だったが、最終日は捲りで快勝している。怪我の影響も少なく、今節は問題ないだろう。この大会の優勝はないが、南関のリーダーとして責任を持って走る。
深谷知広のオールスターは不振と言えた。最終日は根田空史を使い、番手捲りで勝ったが、出来自体は良くなかった。武器は少ないが、2周半持つ先行が魅力と言える。
3番手は地元の和田健太郎。オールスターで落車した選手の1人だが最終日まで元気に走った。郡司浩平の踏み方次第になるが、僅かに逆転の可能性も。
平原康多は全盛時の4割か5割の状態だろう。それでも、意地で地元のオールスターの決勝に乗ったのは立派だ。特選シードの関東は長島大介との2人だが、勝ち上がりの段階では吉田有希と連係する。
吉田有希は、小さいレースが続いたが改心した様子。まだ捲りに拘るのは早いし、先を見据えて欲しい。諸橋愛は予選スタートだが、自然と決勝には乗ってくるだろう。
中四国は松本貴治に岩津裕介。松本貴治はオールスターで初のGI優出を決めた。器用さもあるが、ロングの仕掛けも時たま見せている。
岩津裕介は、2016年の松戸オールスターの覇者である。近況の成績も悪くなく、決め脚は落ちていない。
近畿は三谷竜生で、この記念も獲っていて相性も良い。若手が勝ち上がってくれば番手だが、基本は自力勝負になりそう。
九州は荒井崇博が中心で松本秀之介の出来がカギ。地元戦に滅法強いのは岩本俊介で昨年に続き連覇を狙っている。