2023/08/19(土) 06:30 0 6
北井佑季を叩いて先行した谷口遼平の番手から抜け出し、今節1勝の柴崎淳。チャンスをモノにしての1着も「正直、自信はなかった」とコメントする柴崎。
直前は腰痛が出てしまい、満足のいく練習ができなかったようだ。
「踏めていると結構、練習をしてしまうことがあるんです。8月に入ってすぐ腰にきてしまって。多分ですが疲労がきてしまったのかも…。自分的には軽めの練習しかできなかったので。ぶっつけ本番でGIに挑んだのは初めてですよ…」と始めは表情が固かった。
数年前には腰椎骨折の大ケガも負った柴崎。そして、腰痛は競輪選手にとって切っても切れないもの。特にお客さんがあってのという強い気持ちもあったことだろう。
「初日は5着だけど、思ったよりも伸びましたね。2走目は単騎だけど自分でレースの流れを作っての4着なので、思っていたよりは…という感じ。んー、そうですね。ホッとはしましたね」とそこで少し表情が柔らかくなった気がした。
ただ、人の後ろと単騎でしか走っていないということで、自分が前でやったらどうなんだろうというのはあるらしい。
「自分が前で動くのと、人の後ろ回るのじゃアップの仕方が違うので。あとは自分が前でどれくらいやれるのかですね」と話した。
5日目は6R 特選②に出走。三重コンビで皿屋豊-柴崎淳の並びとなった。強気な攻めを見せている皿屋に三度目の番手戦となる柴崎。好連係で高配当の演出もあるか?(アオケイ・宮本記者)