2023/08/18(金) 23:20 0 10
前受けの眞杉は新山響平を赤板で突っ張ると、打鐘でも突っ張る。新山が力尽き、すかさず最後方から単騎の松浦悠士が一気に捲り上げるが、平原康多と脇本雄太が接触するアクシデント。
落車した脇本に松浦悠士、古性優作、新田祐大、山口拳矢が乗り上げて大量落車の悪夢。落車を避けた佐藤慎太郎が捲り上げて首位。眞杉が2着に逃げ残った。(古性は再乗して5着)。
「車番も悪かったし、取れた位置からと。前になったら突っ張るつもりだった。いっぱいいっぱいで、カカってなさすぎた。後ろに申し訳なかったです。力を出し切れたけど、落車もあったし、ちょっと…。自転車は元からセッティングは良くないけど、いじってみて、やっぱり良くなかったので戻します」
ここまでの3走、毎レース後の眞杉の表情は一向に冴えない。
「走っている感じが、うーん。原因が自転車なのか体なのか…。それでも、強い気持ちを持って走れている。今日もやることは一つだと思っていたし、しっかりと出し切れたので」と気持ちでカバー。
準決勝(11R)は吉田有希の番手回り、3番手には平原康多で関東ラインは二段駆けの布陣。「有希との連係? あります、あります。これまで3回連係したかな。2度優勝させてもらっています」とニヤリ。前は頼もしい後輩、そして後ろには地元の平原康多。自身3度目のGI決勝の舞台へ、いざ勝負の時。(アオケイ・八角記者)