2023/08/18(金) 23:00 0 8
後ろ攻めになると、一回も前を切ること無く一気カマシ。一瞬の踏み出しにかけた。だが、中団で伊藤旭が執ようにけん制し、前受けの菊池岳仁もピッチを上げており、そう簡単には前には出切れない。ムリヤリ出切ったが番手の守澤太志がさばかれて連係を外すなど、チグハグな1車駆けとなってしまった。
「一発で決めたくあの仕掛けになった。でも結果としてラインが分解してしまいました。責任を感じましたし、自分の余裕の無さを感じました。反省を次に生かしたいです」と、かろうじて3着をキープして準決勝進出を決めたが、表情はさえない。
ただ「世界選帰りでコンディションはいいものを維持できているし、鉄のフレームも日に日にマッチしていい感じになってきた」と状態は上向きを実感。
「疲れはあるけど、それ以上に走っていて楽しい。早く寝て、疲労回復に努めてノビノビ走りたいです」と体調万全にして準決へ挑む。(netkeirin特派員)