2023/08/17(木) 08:15 0 3
今年5月に平塚「ガールズケイリンコレクション」を制し初の特別制覇を飾ると、7月函館「ガールズケイリンフェスティバル」もV。さらには初のガールズGI開催の6月岸和田「パールカップ」では準優勝を飾るなど、破竹の勢いで突き進み、ガールズ上位戦線のレギュラーにまで躍り出た。「(今年の)前半戦は気持ちや身体的にも成長を感じました」と自身でも進化を実感している。
後半戦は先出の函館を制し、幸先のいいスタートを切ったが「函館の後に体調を崩してしまった」と、一場所欠場して挑んだ8月平塚では初日に7着と大敗を喫した。ただ、そこからがこれまでとは違う。「初日の7着はさすがに反省でした。でも、その後は怖い物が無くなり2、3日目で挽回ができた」と、めげずに軌道修正を果たして決勝まで勝ち上がり、2着と粘り腰を発揮した。
「強度を上げた練習のおかげか(いつもの状態を)取り戻しつつあります。ドリームレースは昨年も走らせてもらいましたが、何もできずに悔いだけが残りました。今年はその気持ちをモチベーションとしてやってきました」と本来の動きを取り戻した久米が、万全の立ち回りでバンクを席巻する。(netkeirin特派員)