2021/06/04(金) 21:30 0 0
約1か月ぶりの競輪に出走した窪木一茂。序盤は2番手でレースを進め、打鐘前で4番手まで下げるも、最周回の2センターから見事な捲りを放って白星発進。持ち味の地脚を活かして人気に応えた。
「今日はスタートから特に位置取りはこだわらず自由に走りました。ただ、車券を買ってくれたファンの期待に応えたい気持ちは強かったので、外を回った4コーナーでは必死に踏んで捲りました」
窪木は5月13日から16日まで香港で開催された『2021UCIトラックネイションズカップ』第2戦に出走。スクラッチとチームパーシュートで銅メダルを獲得した。
「香港から帰国した2週間の隔離期間中はこもってローラーでもがき、その後は、ナショナルチームの拠点がある静岡県伊豆市で練習をしていました」
今シリーズ、男子は犬伏湧也が注目されているが、自転車競技だけでなく競輪でも存在感を見せてくれた窪木の走りからも目が離せない。 (netkeirin編集部)