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【オランダ王国友好杯・出走選手インタビュー】ほかの8人も、松浦の評価が一番だった

2021/06/04(金) 18:00 0 1

別府競輪場で行われる「開設71周年記念オランダ王国友好杯(GIII)」は5日に初日を迎える。12レースの初日特別選抜に出走する、メインのメンバー9人に話しを聞いた。

冷静に対戦相手を分析する諸橋愛。松浦の強さはどうにもならないとか。

諸橋愛
連係実績のある郡司(浩平)君へ。全プロのスーパープロピストレーサー賞? 完全に松浦にやられた。自信持って走っているから、中団の外併走も苦にしていない。俺も含め吉田拓矢や、森田優弥も、今後考えて走らないと。もちろん、気がつくことがあれば後輩には言うようにしている。ダービー(日本選手権競輪)の落車で足の靱帯を痛めた。まだ骨折の方が良いし、靱帯や筋肉を痛めると時間がかかる。例年なら弥彦記念がある時期だけど、今年は寛仁親王牌で10月。コンディション作りに時間があるので、そこは救いだね。

新山響平(右)が駆けて守澤太志(左)が仕事。松浦の捲りを止められるか。

守澤太志
マーカーの序列ですか。全然、(佐藤)慎太郎さんの方が上。俺なんてまだまだ。最近は見てもらうと分かるが4着しか取れていない(苦笑)。安定していると言えば安定しているけどS班として最低限のレース。新山(響平)君の番手へ。

新山響平
香港の大会に出て、帰国してからは2週間、自宅隔離。香港で落車もしたけどそれは軽傷だった。1週間はオフで、1週間は家で練習をやってきた。その後はナショナルチームのトレーニングに合流。ちょっと疲労のピークで自信はない。先行で勝負する。

自信を持って走っている松浦悠士。えげつない強さだ。

松浦悠士
自在でなく自力勝負。休みなく働いて、休みなくnetkeirinのコラムを書いているけど、スイーツを食べたり寝る時間はある(笑)。スレスレを捲る練習はやっているし、練習でも相手にかすることがある。新田(祐大)さんや(渡邊)一成さんの先行は掛かるから2角からの後方捲りだと、さすがに届かない。そこは先行選手の質にもよるし、長い距離を休みながら捲る方が得意。

阿竹智史
弟子の犬伏湧也が話題になっているけど、普段は島川(将貴)君に面倒を見てもらっている。彼は小松島競輪の番人と呼ばれているので。松浦君との連係は久しぶり。過去の俺が前? 多分、それは一度もなかった気がする。

自転車を組み始める郡司浩平。風格も出てきた。

郡司浩平
高松宮記念杯に向けて乗り込んでいる最中なので、全プロは完全に仕上がっていなかった。今回は濃いメンバーだし、やり甲斐もありますね。試すこともないし普段通りの自転車で普段通りのセッティング。自力勝負。

大槻寛徳
ギリギリだけど、特選に乗れて良かった。新山(響平)君が行ってくれ、守澤(太志)君が番手で仕事をしてくれるでしょう。僕は北日本の3番手で内を締めているだけ。

浅井康太
昨年の別府記念(オランダ王国友好杯)で優勝したし、丁度その時、400勝も決めることができた。調子はボチボチだし、展開次第。平塚の決勝は7車でもあり、あの山口拳矢君の捲りは差すことが出来なかった。単騎で。

北津留翼
僕が浅井(康太)君に行ったら、おかしいでしょう(笑)。オールスターのファン投票は意識していないし、そんなに人気はないと思いますよ。今回は九州の大会だし、自力で勝てるように。
(町田洋一)

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