初日は地元の鈴木竜士と杉本正隆に任され、漢気先行を披露した北津留翼。鈴木の援護があったとは言え、打鐘カマシで11秒4の上がりタイムは流石のひと言。

　ただ、二次予選はいつもの7番手からの捲りが不発になって二車単2.2倍のオッズに応えられなかった。

「二次予選は買ってくれたお客さんに申し訳なかったです」とシリーズリーダーがまさかの選抜回りとなってしまったが、3日目は十八番の快速捲りが決まって津村洸次郎との福岡ワンツーが決まった。

「二次予選もそうだったけど、ジャンで行かないと行けませんでしたね。結果届いたけど前が思った以上に伸びていて何とか届いた感じでした。反応が寝ていますね」と表情は堅い。

「明日は緩んだらジャンでしっかり行きたいですね」と初日に続いての先行策を匂わせていた。(アオケイ・松野記者)