優出に成功した女屋文伸は、今節のメンバーで一番ツキのあるラッキーボーイだ。
「今回の目標は予選突破だったんだけど、来てみたら初日特選に名前があった。準決を走れるだけでうれしいのに、その準決は三浦貴大君の番手があって、しかも彼が強くて2着。いやー、ツイてますね(笑)」

　しかも決勝は優勝候補の筆頭と目される大石崇晴とラインを組むことになった。「大石君が空くなら古川宗行君にいってもらって、自分は3番手。それでも十分チャンスはありますからね」

　前の仕掛けに付け切ることができれば、確定板も十分に狙えそう。ツキのある女屋の連絡(れんがら)みには注意が必要だ。(netkeirin特派員)