2021/06/04(金) 11:00 0 0
予選は勝ったものの半端な運行が目立ったが、勝負どころでは着も内容も重視した走りだった。「スタートを取って突っ張る作戦。でも想像以上に江端隆司さんが、やる気だったというか強引に来たので、やり合って共倒れよりは下げてからの捲りを選びました」と展開を冷静に判断。支部長の高谷雅彦と勝ち上がることを第一に優先したレースだった。
「雨のおかげかも知れないけど、比較的軽く感じた。踏み出しの一歩、二歩目で捲れるという実感があった」と脚の状態も問題ないとのこと。唯一、準決で「悔しい」と言えば相手に行かれてしまったということ。ひょうきん者でとても気さくな選手だが、気持はストレートで他の誰よりもレースは真剣だ。決勝は「納得」いくレースを披露してくれそうだ。(アオケイ・真島記者)