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【瑞峰立山賞争奪戦予想】富山と相性がいい松浦悠士が有利か!? 追加の郡司浩平は? /競輪予想・ウマい車券

2023/08/03(木) 10:00 0 8

富山競輪場で3日に初日を迎えた「瑞峰立山賞争奪戦(GIII)」。競輪歴約30年の夕刊フジ記者・秋田麻子が今シリーズ展望と注目選手を紹介します。
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松浦悠士(撮影:北山宏一)

 脇本雄太(福井)が欠場も追加が郡司浩平(神奈川)で新山響平(青森)、佐藤慎太郎(福島)、松浦悠士(広島)とSS4人が出走する豪華なメンバー構成になっている。主力陣はほぼ、5月「全プロ記念競輪(FII)」に出走しているので、今年2回目の富山出走になる。「オールスター競輪(GI)」直前の最後の記念開催で注目度も高い。

■シリーズリーダーは?

 シリーズリーダーには松浦を推す。松浦は当所記念の68(2019年)、71(2022年)周年と2回優勝の実績があり、相性はいい。
 4月「武雄記念(大楠賞争奪戦)」の準決勝で落車し、骨折はなかったものの調子を落としていたが、ここにきて「小松島記念(阿波おどり杯争覇戦)」、「サマーナイトフェスティバル(GII)」で連続優勝と、もう状態に不安はなさそうだ。「サマーナイトフェスティバル」決勝では脇本の番手を回り、脇本の先行を差し切った。今まで、中四国連合軍を組んで脇本を苦しめてきていただけに、この一戦はターニングポイントになりそうだ。
 今回も脇本がいたらおもしろかったが…。それは「オールスター競輪」のお楽しみ、で。

佐藤慎太郎(左)と新山響平(撮影:北山宏一)

 先行力なら新山。前受けから全ツッパ、強気の走りでレースを支配している。全プロ記念では振るわなかったが、ここではその先行力でさらには佐藤の援護も受けて存在感を着実に示す。
 郡司は「サマーナイトフェスティバル」から「オールスター競輪」まで正規のあっせんがなく、1ヶ月競走が開く予定だったのでこの追加は競走感覚を保つにはよかったのかも。5月「日本選手権競輪(GI)」落車も6月「高松宮記念杯競輪(GI)」で復帰。まずまずの走りを続けている。

■注目選手は?

注目の北井佑季(撮影:北山宏一)

 注目は北井佑季(神奈川)。2015年、Jリーガーだったカターレ富山在籍時には競輪場から徒歩30秒のところに住んでおり、ルールもわからないのにセカンドキャリアは競輪選手と決めていたため、観戦に訪れたこともあるという。『富山を走ると当時のファンが駆けつけ、大声援を送ってくれるのですごく気合が入る』とも。昨年のGII(施設整備等協賛競輪)では決勝進出も果たした。近況では警戒されることが多く、先行できないケースもあるが『警戒されているのは感じる。それは強さを認めてもらっているから』とポジティブ思考でここもガンガン先行していく。

 富山競輪公式HPに掲載されているデータによると決まり手は捲りが一番多く、車番的には1番車の連対率がいい。アタマの片隅に入れておきたい。


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