閉じる

【瑞峰立山賞争奪戦】今節のレース展望!

2023/07/31(月) 22:00 0 37

富山競輪場の「開設72周年記念・瑞峰立山賞争奪戦(GIII)」は8月3日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
▶瑞峰立山賞争奪戦特集はこちら

 脇本雄太が早い段階で欠場届を出しており、そのピンチヒッターが郡司浩平。他のS班は松浦悠士新山響平佐藤慎太郎がいて、合計4人の布陣。

 近況の出来の良さは松浦悠士で、直前の函館サマーナイトを優勝し3連覇。その前の小松島記念も制して、夏男になっている。この勢いを大切にして、8月中旬の西武園オールスターでV獲りを目論む。当地の記念も68周年と71周年で制し相性も抜群。

 中四国の大型先行が不在で、松本貴治以外は自力勝負になる。

 番手は落車過多だが小倉竜二。走りだけでなく、普段からの人望もあり、松浦自身も、オグリューの事は尊敬し認めている。

 郡司浩平は、目標のあるレースが8割、自分でやるレースが2割ぐらいの割合。今節は同県の北井佑季との連係を基本に、いなければ自分でやる組み立て。個人的には、快速捲りを披露する走りが好きだが、あくまでもメンバー次第。番手を回ると庇い過ぎる光景を目にするからだ。

 指令塔の内藤秀久も離れは少なく信頼出来る。

 総合力で新山響平佐藤慎太郎の車券も売れる。先手有利な短走路だし、新山響平は2周半行く気構え。

 慎太郎も超安定しており、展開不問で突っ込んでくる。勝ち上がりの段階で慎太郎は眞杉匠郡司浩平の後ろも考えられ、目標には困らないシリーズで笑いが止まらない。

 関東は眞杉匠を先導役に神山拓弥杉森輝大の栃茨ライン。神山拓弥杉森輝大を1車噛ませるかは、本人次第。どうあれ、眞杉匠は近々、タイトルホルダーになる機動型だ。

 地元中部地区のエース格は浅井康太。ワッキーが欠場でなければ、連係も見込まれたが、ここは谷口遼平志田龍星を信頼するしかない。ただ、直前の青森FIで谷口遼平に離れたのは信じられない光景だった。

 近畿や九州は劣勢で、2班のめぼしい若手も不在。ただ、稲垣裕之は当地で2度の優勝がある。大どんでん返しはなく、普通にS班4人の優勝争いになりそうだ。

閉じる

新着競輪ニュース

ニュースランキング

ニュース&コラムを探す

検索する
投票