力強い先行で危なげなく連勝で勝ち上がった松田昂己。しかも2日間ともラインでワンツースリーと内容も評価出来る。

　今は先行に拘る新人が少なくなっているが「自分は学校時代から『全部先行してやろう』と思って走っていました」と言うように在校時は12回の先行回数。

　決勝では茨栃4車の先頭を任されることになったが「同県の松崎さんとはルーキーシリーズの決勝で連係。その時は今回とは逆の並びだった。番手から捲って優勝させて貰ったし、その時の恩を返したいですね」と先行する気は満々。

　実質地元の立花昌也との2分戦。持ち味の地脚を発揮してラインから優勝者を出す。(アオケイ・松野記者)