最終日は入魂の突っ張り先行で別線をきりきり舞い。笠松信幸-山内卓也も続き、地元3人で確定板を独占した。レース後は地元ファンの大歓声がスタンドにとどろいた。

「声援がすごかったしホッとしました。何とかピンピンで終えられました」と後半に連勝を飾り、次開催へとつなげた。

「前回の大垣(記念)も後半に連勝。しっかり勝ち上がらないとダメですね。点数上位が相手だとヒヨってしまうんです。普通に走ればいいんだけど、どうにか苦しめなければいけないと考えすぎてしまうのがダメみたいです」と今後へ向けて課題も自覚した。

　さて、当地は今シリーズを終えると改修に入り、来年の1月までバンクを使えなくなる。名古屋をホームとしている藤井はしばらく豊橋バンクに出稽古することとなる。

「ちょっと離れているし週1ぐらいしか入れないですけど、バンク練習でしか得られないものもあるし、しっかり対応したいと思います」と環境は変わるが、課題克服へ向けてひたすら練習に打ち込む。(netkeirin特派員)