2023/07/27(木) 10:00 0 2
ビックレース5Vの岡部芳幸を父に持つ岡部伶音。デビュー戦の函館ではいきなり優勝と能力の高さを示した。
初日はライン4車の先頭を任されたレースで正攻法からの組み立て。1度は押さえに来た野上竜太を突っ張ったが、カマシに併せられず叩かれてしまった。引いて捲り返したのは流石だが、組み立てには課題が残る一戦となった。
「1回突っ張ってまたすかさず来ると思わなくて叩かれてしまった。内に詰まるのは避けたいと思って引いて捲ったけど、バックで仕掛けたかったし対応も反応も悪かったですね」と首を傾げる。
準決勝は同期の佐藤譲士郎との対戦となるが「佐藤君とは学校時代から何度か対戦していた。やりにくいイメージが残っているけど、自分も初日の反省を生かしてしっかり勝ち上がれるように頑張ります」と意気込んでいた。
高身長でさわやかな岡部。下の名前は伶音と今時のキラキラネームだが「自分が生まれたときにジャングル大帝レオが丁度やっていたらしくてそこから取ったらしい(笑)。結構「レオン」って言われたり、漢字も「怜音」とか結構間違われます」と頭をかく。
同日に行われた玉野5レースでは父の芳幸が2着。「自分も父に負けてられないですね」と早い段階でチャレンジは卒業し、父の背中を追いかける。(アオケイ・松野記者)