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【不死鳥杯】今節のレース展望!

2023/07/19(水) 18:45 0 45

福井競輪「開設73周年記念・不死鳥杯(GIII)」は22日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
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 当然の主力は、地元記念のV6を狙う脇本雄太

脇本雄太

 昨年は、ゲリラ豪雨で準決3つが中止となり、松浦悠士と共に無念の抽選負け。苦笑いを浮かべていた姿が印象的だったが、1年が経つのは早い。直前の函館サマーナイトでは他地区の松浦悠士を連れて「漢」の走りを魅せている。あれが、本来のワッキーのスタイルであり、競技系の選手ではない。準決ではバンクレコードも更新して、脚自体は問題ない。今回は中3日でハードな日程となり、腰の具合は心配だが、気力で4日間乗り切る。

 番手は盟友・古性優作

古性優作

 サマーナイトの初日特選では、ワッキーからマークを外す、珍しいミス。準決も不発に終わったが、最終日はキッチリ1着を取っている。ワッキーの庭だし、基本は援護に徹するが、ゴール前は鬼になるかもしれない。

 もう一人のS班は佐藤慎太郎

佐藤慎太郎

 賞金的にグランプリ出場も確定的で、気持ち的には楽な立場。サマーナイトで犬伏湧也に千切れたが、ショックと共に、周りを笑わせていたのは”慎太郎節“。犬伏湧也のスーパーダッシュに付いて行けるのは、自力選手でないと無理だし、あれは仕方ないだろう。北日本で渡邉一成、東のラインで吉田拓矢松井宏佑と連係する。

 関東は吉田拓矢に凄みが出てきた。

吉田拓矢

 高松宮記念杯で平原康多とジックリ腹を割って話をして意識改革があった模様。寡黙さもあるが、これから関東のリーダーになる選手。

 南関は松井宏佑和田真久留の神奈川タッグ。勝負強い佐々木龍も、このラインに参加したい。

 中部は皿屋豊が前回の高松で優勝したが、準決の穴候補ぐらいの立場。

 中四国は実質的なS班の清水裕友が怖いが援軍が手薄。一発あるとすれば気持ちが乗った時の佐々木豪

清水裕友

 九州はワッキーに勝った事もある北津留翼山田庸平だが、いつも北津留翼は穴人気になり、オッズを見てから。淡泊さは相変わらずだが、破壊力は満点。

九州の園田匠

 近畿は神田紘輔が点数アップに成功して脇本雄太古性優作の3番手。地元は支部長の鷲田幸司が、裏方でなく選手として盛り上げる。

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