2023/07/11(火) 23:00 0 3
初日特選は強烈にカマして2着だった大西貴晃が、準決勝は痛烈に捲って白星。直近4か月が102点を超える競走得点にふさわしい“格上”の走りを見せてくれている。
「とりあえず良かった。ホッとした。今期の初1着ですからね。嬉しいですよ。チェーンと小ギアを新品に替えてみて、感触が良かった」
別線の機動型に力の違いを見せつけ、初日は差しを許した八尋英輔を振り切った。決勝は初日特選と同じく八尋-近藤修康とのライン形成。相手は東日本4車がまとまって、原大智-小埜正義-稲村成浩-鰐淵圭佑。3対4の2分戦になった。大西は1番車。
「原君が前を取りたいでしょうね。僕は前でも後ろからでもいい。流れに応じて攻めたい。原君が先行して、小埜さんが大きく車間を空けて…。そんな展開になるのかな。どんな展開になっても勝てばいいので。いざとなれば横の動きもありですね。優勝出来るように頑張ります」
戦法多彩な大西なら、どんな展開になっても対応出来るのが強み。強力ラインが相手だが、S級で勝ち負けを演じた機動力を駆使して今期初戦を幸先良くVで飾ってみせる。(netkeirin特派員)