2023/07/08(土) 17:45 0 30
準決は、新山響平の番手を回れる番組だったが、敢えて別線を選択。過去にも同じケースがあり、松阪記念で郡司浩平の後ろを回っていない。
だが、実際のレースでは後ろになり宿口陽一は「スタート牽制があるとは思っていなかった。新山君がSを取り、東口さんの前になったので、新山君の後ろになってしまった。あれでは見栄えが悪いけど、すぐに新山君を追った訳ではないので。下げるのもおかしいし、新山君の捲りを追走しようと頭を切り替えたけど、一歩目で口があいた。彼は足が4本あると思った(笑)」。
関東以外の自力選手に付けない理由を聞くと「まだ、そんなことを言っているのかと言われそうだが、また平原さんの前で自力を出したいから。今は認められていないから後ろ回りなので」。
最近、ラインに対して平原康多が厳しくなっているが「あれが、素の平原さんだと思いますよ」。
色々な思いを背負って走っているのが競輪選手の人間ドラマだ。(町田洋一)