7月8日、小松島競輪場で行われた阿波おどり杯争覇戦(GIII・3日目)の準決勝(12R)は、捲った犬伏湧也(27歳・徳島=119期)が1着、犬伏を追走した松浦悠士(32歳・広島=98期)が2着、追い込んだ坂本貴史(34歳・青森=94期)が3着に入った。3連単は⑦-①-⑨で3,730円という配当だった。

　レースは残り2周に入って先頭に立った野口裕史(40歳・千葉=111期)が駆けていくところ、犬伏はホームかましで8番手から巻き返していく展開。一人違うスピードであっさり捲り切ると、離れかけながらも食い下がった松浦以外を完全に突き放して圧勝した。