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【阿波おどり杯争覇戦】清水一幸、自腹ウェアで地元メンバーに恩返し

2023/07/07(金) 19:25 0 11

小松島競輪「開設73周年記念・阿波おどり杯争覇戦(GIII)」は8日、3日目を迎える。7Rに出走する清水一幸に話を聞いた。
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「このシャツだけを撮って下さい」と話した清水一幸

清水:記者さん。このシャツ写真撮ってくれませんか?

ーー今日、太田(竜馬)選手も着ていて気になっていたけどみんなで揃えたの?

清水:俺が自腹で今回の地元参加メンバーの名前を入れて作ったんです。追加の木村君(隆弘)と補充の青井(賢治)さんの名前は漏れてしまって申し訳ないけど。

ーー全員の名前と職業?

背中には地元参加メンバー各選手の「職業」が。

清水:そうなんです。ドラ〇エのゲームで本当にある職業なんですよ。全員の個性がピッタリでしょ(笑)。本当は全員で着て並んで記念撮影してもらいたかったけど、名前がもれてしまった二人に申し訳ないから。このシャツだけを撮って下さい。

ーー自腹ってこれも小松島メンバーへの恩返し?

清水:そうです。僕なんかがS級に上がれるまで育ててくれましたから。先輩を引っ張るとか何にも出来ていないから、せめてものつもりで。

 今は奥さんと共に大阪に居住を移している清水。ここまで育ててくれたメンバーへの気遣いだ。徳島の同期には太田竜馬島川将貴がいる。出遅れはしたものの地元記念で初めて同期3人で参戦することができた。

 地道な努力でS級に登りつめてきたが、ここもまだ通過点。さらなる飛躍に期待したい。(アオケイ・梅田記者)

    

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