2023/07/06(木) 19:45 0 14
1番車の郡司浩平は意外にも後ろ攻めを選択。犬伏湧也にフタをし、勝負処で切って前に出ると犬伏が1車で飛んでくる。冷静に番手に入った郡司が直線一気で内藤は巧追の2着だった。
「作戦は前だけは取らない。後ろでも全然いいよねって話だった。後ろからでも自分で動かして組み立てる郡司はさすが。このメンツで勝ち切るあたりやっぱりSSは違う」と終始大絶賛。
そんな郡司に直線で迫っていた内藤も強く見えたが、本人は「差」についてこう話す。
「今日みたいな展開は差さないとダメ。郡司は風を切ってあのレースだし、抜かないといけない展開。昔から吸い込まれるようにコースを見つけて突っ込むのは得意だけど、番手絶好だと伸びない。少し修正が必要ですね」
付いていっただけの2着と思うか、このメンツで巧追の2着と見るか、そこはそれぞれの判断だが、余裕はありそうだったし確実に状態は上向いている。
二次予選は新山響平をマークする一戦。
「連係は確か去年の競輪祭以来。あの時よりはレベルアップしていると思うし頑張りたい」と本人も話していたし、最低でもぴったり続くワンツー、最高なら差してワンツーに期待したい。(アオケイ・石濱記者)