2023/07/05(水) 17:30 0 28
松浦悠士が犬伏湧也、小倉竜二の3番手を回るかどうか注目された。オグリューにしてみれば、地元記念だし、犬伏湧也は孫弟子。松浦悠士を1車噛ませる選択はなかったようだ。
松浦悠士は「3番手を回るか、すごく悩んだし、悩ましい選択。中四国ラインという概念も難しく、中部近畿ラインより結び付きは強いが、中国と四国は別という意識もある。中国の方が選手数が少ないし、ある意味、同県みたいなもの。直前、小松島に出稽古に来たし、犬伏君とも一緒に練習をやった。付いてやりたい気持ちもあるし、番手が小倉さんなら見栄えも悪くない」。
だけど…と言い、話を続け「3番手と言ってしまうと身動きが取れない。自分から車券を買ってくれるファンに迷惑もかける。それも理由のひとつ。ただ、地元の邪魔はしないし、普段からいない時は自分でやっているので」。大好きなお菓子も口にせず「砂糖は取っていない。この間、息子の誕生日の時に、ケーキを少し口にしただけ。そうしたら次の朝、気持ち良かった(笑)」。
顔がスッキリして、体も絞れた様子。誰よりも責任感が強い選手だし、単騎の理由もうなずけた。(町田洋一)