2023/07/04(火) 22:15 0 10
内山慧大が本デビュー戦を白星で飾った。レースは前受けを選択。突っ張る素振りを見せたが出られてしまい、結局6番手まで下げさせられる苦しい展開に。ラスト一周からまくり返すと小室貴広のけん制を受けてややスピードが鈍ったが、それでも最後の直線で前団を捕らえきった。
「めちゃめちゃ緊張しました。突っ張れれば一番良かったけど、ダメなら引いてまくりの作戦。もっとバシっと出ればよかったんですけど、ひとつ勝てて良かったです」
内山の師匠は小森貴大だが、元々は小森の師匠でもある市田佳寿浩氏と面識があった。
「父と市田さんが高校の同級生で仲が良かったんです。自転車を始めた時も最初は市田さんにみてもらっていました。(市田氏の息子と)自分も同級生で幼馴染。(市田氏の息子は大学で大活躍中。大卒後はプロを目指しており)彼がデビューしたらすぐにS級に上がるだろうし、自分もそれまでになるべく早く上で活躍できるように、って思っています」
前評判の高い福井の秘蔵っ子の今後に要注目だ。(netkeirin特派員)