自転車トラックトーナメント「PIST6 Championship(ピストシックス チャンピオンシップ)」。28日は「ファーストクォーター」ラウンド10の準決勝と決勝が行われた。

　準決勝は3レース行われ、以下の6名がそれぞれ2着以内に入り決勝進出を果たした。

準決勝A
1着 佐藤友和(40歳・岩手=S2)
2着 木村佑来(21歳・宮城=S2)

準決勝B
1着 安倍大成(24歳・東京=A2)
2着 伊勢崎彰大(44歳・千葉=S2)

準決勝C
1着 雨谷一樹(33歳・栃木=S1)
2着 青野将大(29歳・神奈川=S1)

　なお、準決勝Aで1番人気だった堀江省吾(26歳・長野=A2)は3着に終わった。

　勝ち上がった6名で行われた決勝では、青野将大が1着、雨谷一樹が2着、佐藤友和が3着に入った。3連単は④-①-③で5,300円という配当だった。

　レースは残り2周半で木村が先頭に立って主導権。前受けの雨谷がすんなり2番手を回り、青野もすんなり3番手を回る。残り1周半になると安倍が仕掛けて良いスピードで前に迫るが、雨谷がこれに併せて発進し、3角では先頭。そのまま押し切るかに思われたところ、終始これをマークしていた青野が最後に雨谷を1/4車輪だけ交わして1着。自身の29歳の誕生日を3度目の優勝で飾った。

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