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【中野カップレース】ラインのワンツー決着に貢献した林慶次郎

2023/06/25(日) 20:15 0 6

久留米競輪「開設74周年記念・第29回中野カップレース(GIII)」は25日、2日目を開催。8R二次予選で果敢に風を切った林慶次郎に話を聞いた。
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「とりあえずは最低限の走りは出来たかな」と話した林慶次郎

 二次予選8Rは、林慶次郎に乗る北津留翼-中村圭志の二車単が250円。ファンの期待は"九州の二段駆け"に集中した。

 そんな思いを背負ってか、林は前受けから気迫の突っ張り先行。北津留がBS手前から番手捲りに出て中村とワンツー。1番人気で決着した。レース後の林と話す機会があった。

「自分が残れれば一番良かったんですけどね。話し合いではそういう話もあったので。ただ、とりあえずは最低限の走りは出来たかな。一回突っ張ってから、打鐘くらいではかなり脚に来ていて、緩めたら踏み上がらない感じだった。別線にごっそり行かれてしまうくらいなら、あれでいいかなと」

 そして「気持ちの弱さが出た。楽な方に逃げてしまった」とつぶやいた。

「やっぱり番手捲りをしてくれた方が楽ですから。プレッシャーに負けました。本当は目で牽制したりして、来たところを合わせられればいいんですけどね。そうじゃない方を選ばざるを得なくなってしまった。力不足でもありますね。次は残れるように頑張りたい」

 ちょっとしたことで様相が大きく変わるのが競輪の面白さでもあり難しさ。林は気持ちを取り直して3日目の6R選抜戦に挑む。(netkeirin特派員)

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