初日の山城の位置は相川巧ー内海雅夫ー山城ー浅沼聖士と、点数上位の浅沼の前で関東の3番手回り。

　山城は「浅沼君が気を使ってくれての並び。自分はチャレンジに落ちてからまだ70点を超えた事がないんですよ。今は69.94点なので、それなりの着を取れれば70点を超えることができそう。将来、辞める時が来たらチャレンジで一度も70点を超える点数を持っていなかったというのは、さすがに恥ずかしいからね。意地で超えてみますよ。その気持ちを浅沼君も汲んでくれたみたいで、この並び」と教えてくれた。

　更に「現実的には流れ込み3着っていうのが周りの見方かも知れないけど、脚自体は良いと思うからね。まさかの外を強襲の1着っていうのもあるかもよ(苦笑)。それは、なかなか難しいかも知れないけど、気持ち的には少しでも良い着を取るつもりでいる。浅沼君の気持ちにも応えたいしね」とまんざらでもない様子。

　直線の長い立川で一発の可能性は捨て切れないだけに、ひょっとしたらひょっとするかも。(アオケイ・渡辺記者)