2023/06/15(木) 16:15 0 0
昨年の夏に体調を崩してからガクッと成績が下がってしまい、悪い流れを打破すべく追い込みへの転身を決めた吉竹。転身直後はジカ勝負を挑んでは負けての繰り返しで苦戦の日々も続いた。
ただ、コツコツと積み重ねてきたことにより、番組も変わってきた。目標がいる番組も多く、目標がいなければどこかのラインの3番手を回ったりと変化が見受けられる。
そして番組以外での変化もあったことを話してくれた。
「自分からアドバイスをもらったりはしていないけど、以前に開催が一緒だった岩見潤さんからいきなり呼び出されて。怒られるのかなとビクビクしていたら良いレースをしていたねって。宗景祐樹さんからも声をかけてもらったりしました」
「自分の事を見てくれている人もいるんだなと。自分はSNSもやっていて、最初の頃は批判に『嫌だな』とも思ったけど、逆を言えば見てくれている証拠。ヤジをもらったりもしていたけど、こんなに注目してしてもらって、必要としてもらえているのは嬉しい」と周りの選手やお客さんの見方も少しずつ変わってきた。
「厳しい世界に入ってしまいましたね」と苦笑いを浮かべていたが、追い込み宣言当初の表情と比べると表情はグッと良くなった。「まだまだ始まったばかりだし、これからです!」と気合いが入っていた。
初日は目標不在で他地区の3番手を回る形となったが、準決勝は同県の内田淳が目標。これからの奮闘にも期待したい。(アオケイ・宮本記者)