小さい体からスーパーダッシュを繰り出す小兵の森田康嗣が準決勝であわやのシーンを作った。1コーナーで6番手からスパートすると瞬く間に前団へ。一度は先頭に立ったが、中団から森田に合わせて捲り上げた菅谷隆司に盛り返されて惜しくも決勝進出を逃した。

「うーん…。まくり切ったと思ったんですけど…」と悔しがったが、同時に「久々に自転車があんなにスッと出た」と笑顔も見せた。
「ドリフトしてしまったのがもったいなかった。ただ感触自体は良いですね。この調子が続けば成績も上がってくると思うし、まずは最終日もしっかり仕掛けて1着を取りたいと思います！」

　最終日は「嫌いじゃない」という単騎戦。強烈ダッシュで今節2勝目をつかみとる。(netkeirin特派員)