脇本雄太が圧倒的な支持を集めたこのレースで、チャレンジャー取鳥雄吾があわやのシーンを演出した。ジャン前から徐々にペースを上げて主導権を握ると、最終バックまで一本棒を形成。結果的には脇本の上がり10秒7の大まくりが届いて取鳥は3着となったが、一瞬、脇本の出が悪く見えるほどのカカりで、猛抵抗した。

「必死でした。もうとにかく気合で(笑)。自分のペースで一周半踏み切って勝負かなと思っていました。(ゴール後は)頭が真っ白で、マジで気持ち悪いです(笑)。一瞬、夢を見ました。脇本さん相手に逃げ切れたんじゃないかなって(笑)。2日間、良いレースができているので、3日目にミスしないように。(15日は)1日空くので、ゆっくりしたいと思います」

　そろそろビッグレースでも結果を出したいところ。二次予選でも取鳥らしいダイナミックさを見せる！ (netkeirin特派員)