2021/05/30(日) 06:00 0 8
『netkeirin』では、5月11日競輪選手養成所に入所した121期・122期の注目候補生を特集します。今回は群馬の名門・前橋工業を卒業し、次代のガールズケイリン界を担う河内桜雪候補生(18歳・群馬=122期)です。(取材・netkeirin編集部)
2019年の全日本自転車競技選手権大会トラックレース(女子ジュニアスプリント)で準優勝など、輝かしい実績を残してきた実力派。そんな河内候補生の素顔とは。
ーー入所式を終えた今の心境をお聞かせください。
小学校6年生の頃から目指してきた競輪選手。その養成所に入ることができたので嬉しい気持ちでいっぱいです。地元(前橋競輪場)で行われていたガールズケイリンのレースを家族で見に行ったときに「女性でもこんなに力強いレースができるんだ」って感動したのが競輪選手を目指したきっかけです。そのときの優勝選手のお名前ですか? 覚えていないです(笑)
ーー“桜雪”というお名前の由来はなんでしょうか?
もともと両親がスノーボードが好きで「雪」という文字を入れたかったのと、あとは私の誕生日が12月31日で、ちょうど桜の花びらが舞うように雪が降っていたので“桜雪”ってつけられたみたいです。
ーー素敵ですね。スポーツ一家だったのでしょうか?
いえ、そうでもないです(笑)。ボードは趣味です。家族構成は父、母、私。あとは、猫2匹と犬1匹と亀2匹です(笑)。名前ですか? 猫の名前はハチとミツ、犬はナナ、そして亀は…キンちゃんとギンちゃんです(笑)。しばらく会えなくて寂しいですが、写真を送ってもらったので毎日見ています。
ーー好きな食べ物はなんでしょうか?
フルーツが好きで、とくにイチゴですね。イチゴ狩りに行くと100個近く食べてしまいます(笑)。養成所卒業後に最初に食べたいのはお寿司。フルーツは養成所でも食べられますが、お寿司は養成所では食べられませんから(笑)。
ーー養成所でのリラックス方法などはありますか?
洋楽なのですが、テイラー・スウィフトさんの曲を聴いて元気をもらっています。あとこれはリラックス方法ではないのですが、文通が私の励みになっています。毎日欠かさず、大切な人たちに思いを込めて手紙を書いています。
ーーあこがれの人はいますか?
競泳の池江璃花子選手です。並大抵の努力ではないと思いますし、もうすごすぎて、うまく言葉にできないですが(笑)、私のあこがれです。
ーー競輪ファンへメッセージをお願いします
最後まであきらめず、すべてのレースを全力で走ります。どうか応援よろしくお願いします!
桜の開花には寒さも大切。寒く厳しい冬を乗り越え、2022年春に桜を咲かせる河内候補生の姿を『netkeirin』は心待ちにしている。