2023/06/07(水) 18:45 0 5
競輪選手から記者に転身するケースは稀。岐阜新聞で記者をやっているGI覇者の濱口高彰は、かなりレア。アオケイでも埼玉の元選手の小久保孟が記者デビューしたが、今は営業部門で頑張っている。専門紙・新潟スポーツで活躍する竹内忠記者は、元71期の競輪選手。丁度、同期の辻力に取材しているところに出くわした。
竹内記者は「自分は80勝弱しか出来なかったけど、辻は、440勝しているし凄いよね。俺より1個下だけど、30年の競輪生活も簡単ではない。俺は、その半分だし、最後は1年半のストレートで代謝になった。やはり、辻みたいな地脚の方が選手生活は伸びるね」。
辻力は「本当に練習をやる様になったのは30歳を過ぎてから。自分の追い込みテクニックでは通用しないので、その頃に、自力に戻した。記念も最高は準決勝だったし、FIの優勝もなかった。捲りが得意だから、インパクトがあったのでは…。あとは、同県の先輩に小嶋敬二さんがいるのも大きい」。
竹内忠記者は取材力も定評があり、記者としてはS級1班。今後の更なる活躍も期待されている。(町田洋一)