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【弥彦競輪】今節のレース展望!

2023/06/05(月) 16:30 0 3

弥彦競輪「デイリースポーツ賞(FI)」は7日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
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今節注目の横山尚則

 今節の競走得点のトップは111点ある横山尚則。上手く自在から追い込みに脚質を代えて奮闘中。S級の弟子も多く、茨城の若きリーダーである。師匠は、あの十文字貴信であるし、教えを忠実に守っている。目標にするのは地元の末木浩二。全プロのチームスプリントでは菊池岳仁中島詩音とチームを組み、見事優勝。これで10月の弥彦親王牌では理事長杯に次、特選スタート。これは、本人にとって高いモチベーションになっている。この3番手を回るのは埼玉の池田勇人だ。

 怖いのは北日本ライン。今回は高松宮記念杯の裏開催のFIだし、超一流選手は不在だが、駒は揃っている。母方の実家が新潟の三条市にある坂本貴史は、いつも地元戦のつもりで走っている。師匠が成田和也酒井雄多は走りがぶれていないし、常に熱い走り。2班で予選スタートだがレースが荒い阿部拓真も優勝候補のひとり。その他にも藤根俊貴佐藤和也など、争覇級のメンバーばかりだ。

 遠征ラインは中井太祐西村光太の中部近畿勢。混戦演出なら、中井の一撃は必見。2班だが、酒井拳蔵のスピードも通用する。

 南関ラインは近藤隆司嶋津拓弥は見せ場以上の走り。予選は人気になるし準決で、どこまで通用するかだ。

 忘れてはいけないのが、地元の鈴木庸之。いつもニコニコしているが、勝負強く、腰痛さえなければ、諸橋愛以上の存在。怪我とヘルニアで点数を下げたが、明るさは失っていない。

 A級は決め脚勝負になれば直線が長く小橋秀幸に有利に働く。ただ、前を走る三浦翔大高橋幸司の出来がカギを握る。飯田憲司は無双状態の時期もあったが、それに比べると脚が落ちている。関東は小池千啓が特選シードだが、地元堀江省吾の優勝も十分。PIST6では優勝の常連だし、競輪でも3月開催の平塚で完全優勝、続くいわき平でも優勝している。ここ数場所は、そこまで良くないが、地元だし仕上げてきたとみたい。

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