2021/05/26(水) 17:00 0 0
栗田万生が現在の自分の状況を「独特すぎる例え」で説明してくれた。「一番いいときは92〜93点あったのに、直近は83点しか持っていない。岐阜(3場所前のスポーツニッポン杯)で決勝に乗って光が見えたと思ったら、そこからまた暗いトンネルに逆戻りで、いまは大江戸線くらい深いところにいる。とりあえずの目標は地上にちょくちょく顔を出す銀座線。将来的には『ゆりかもめ』くらい高い位置に行けたらいいですね(笑)」。
石川の選手なのにどうして大江戸線や銀座線が出てくるのか謎だが、「母親が東京の生まれなので小さい頃はこっちにいたんです。高校を卒業してからも千葉の大学に通っていたし、関東の鉄道事情には詳しいですよ」とのこと。
最後に自身の戦法についてどう考えているのか聞いてみると、
「先行にはこだわっているし、これからもこのスタイルでやっていくつもりですが、(調子が)悪いときは悪いなりに走れるテクニックも身につけたい。毎レース毎レース行くだけ行く走りをしていたら、大敗ばかりですぐにチャレンジに落ちてしまう。基本は先行、あとは流れの中で何でもという感じで、ちょっとずつ幅を広げていく予定です。どこかでキッカケを掴めれば…」と語った。(アオケイ・長谷川記者)