2023/05/23(火) 22:45 0 3
千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で24日から「PIST6 Championship」の「ファーストクォーター」ラウンド8が開幕する。初日の 一次予選F(6R)に出走予定の佐野梅一に話を聞いた。
参加13回目となる佐野。PIST6では巧い立ち回りで安定感のある走りが魅力だ。 2度の優出で決勝3位と表彰台経験もある。
そんな佐野は、昨年の11月から競輪の優出がグングンと増えていた。
その訳を聞いてみると「競輪の自転車をカーボンフレームのセッティングに寄せてみたら感じがよかった。PIST6の効果かな。こっち(PIST6)を走っていると、(競輪の)レース中の反応もよくなったと思う」。
「実は今まで33バンクが苦手だったんだけど、250バンクを走るようになってから33を走った時に33ってこんなに広いんや、って(笑)。今では苦手意識もなくなりましたよ」と笑顔で応えてくれた。
PIST6を走ると競輪にもいい影響があるという話を聞くこともあるが、佐野もそのひとりだった。
競輪では人の後ろだけでなく、目標がいなければ自在に走っている佐野。
「自分は臨機応変さを大事にしている。強い子が多いからどうなるか分からないけどね(苦笑)」と謙虚ながらも今回も何かやってくれそうな気配を感じた。(アオケイ・宮本記者)