2023/05/21(日) 16:45 0 2
宇都宮競輪の「開設74周年記念 宇都宮ワンダーランドカップ争奪戦(GIII)」が21日に最終日を終えた。5Rを走った菊池竣太朗に話を聞いた。
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最終日5R選抜は伊勢崎彰大に任され自力戦。前々に攻める別線の動きを眺めシャープにまくり、初日に続きシリーズ2勝目を挙げた。「3日目のうっ憤を晴らせましたね」と笑った。
2日目の二次予選は同県、同級生の鈴木陸来をマークしたように、近況は自分で動く事にこだわらず柔軟な対応でレースにあたっている。
「追い込みにシフトチェンジというよりは何でもやっていければ…と。2日目なんかは、内抜きが怖くて陸来と連係を外してしまった課題もある。さすがに先行、先行とは言えないけど、前なら自力自在に何でもやれるようになりたい」
最終日を終え、今期99点後半〜100点ほどの点数を有しているが、3月松戸の最終日に落車失格を喫したためマイナス3点の足かせがある。このまま行けばS級点はキープできそうだが、気を緩めることなく戦っていく。
「このまま大事に走るのもどうかなって思うんです。しっかり動いてその中で点数を取れれば。6月を走ると7月はあっせんが1ヶ月ストップする。怪我以外で1ヶ月丸々時間が空くのは初めてなので、せっかくのいい機会を生かしたい。体を作り直してまた勝負できるように!」とこの先も攻め続け、更なるパワーアップを目指している。(netkeirin特派員)