佐藤壮は今月行われた平塚ダービーでビッグレース初出場を果たした。結果は876着と振るわなかったが、得るものが大きかったと振り返る。

「とにかくみんなが強かったです。それに雰囲気も全然違いましたね。感じたこともあったし、それを今後に生かせればって思います」

　そもそもなぜ出場できたのか。それはとにかく走りまくったからだ。
「(2022年は)年間で116走したので(笑)。場数で(賞金を稼いで)出られました(笑)」

　去年は追加、補充を率先して引き受け、なおかつコンスタントに車券に貢献してきた。ダービー出場はそのご褒美といえよう。

　初日のレースが今年の47走目と今年もハイペースで走りまくっており、そして初日のように展開が向けば1着を取れる脚も持ち合わせる。この調子でフル稼働していけば2年連続のダービー出場も十分に狙えそうな勢いだ。(netkeirin特派員)